フィットネス業種で採用が必要な時 「なるべくスキルの高い人材を採用したい」 「応募者の経験や人柄を的確に見極めたい」 と悩みますよね。
フィットネス業界の人材採用は、他の業種に比べて買い手市場の傾向があり、優秀な人材を確保しやすいといわれています。 本記事では、スキルの高い人材を確保するための自己アピール法や優秀な人材の見極め方などについて詳しく解説します。新規事業立ち上げの予定がある方やフィットネス人材を増員したい方はぜひチェックしてください。
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わずか4年で110加盟を突破した
今、注目のビジネスモデル。
ATカンパニー株式会社
ATカンパニー(株)は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発
現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。
目次
フィットネス業種がなぜ採用しやすいのか、以下3つの理由が考えられます。
・近年は買い手市場の傾向
・フリーランスで活躍するインストラクターが多い
・充実した福利厚生を提供できる
1つずつ詳しく見ていきましょう。
近年フィットネス業界は、新型コロナウイルス感染症拡大によって、フィットネス利用者の状況が大きく変化しました。外出を控えたり、テレワークで都心部へ出勤する回数が減ったりして、フィットネスジムへ足を運ぶ利用者が激減したのです。
それに伴い、フィットネスクラブやスポーツジムで働くインストラクターの仕事や収入も減少したため、業界全体として買い手市場傾向が続いています。経験のあるインストラクターでもフィットネスの仕事を増やしたいと考えている人も多いため、自社が望むスキルや経験を持つ人材を確保しやすくなっているのです。
インストラクターの働き方は、大きく分けると専属契約とフリーランスがあります。専属契約して働くインストラクターは、1つのフィットネスジムやスタジオだけと契約し、複数のレッスンを担当します。
フリーランスのインストラクターは、多くのフィットネスジムを掛け持ちで契約してレッスンを担当するため、曜日や時間帯などスケジュールの都合を合わせると、優秀な人材のレッスンを自社でも提供可能です。
フィットネス人材を採用する際の強みとして、充実した福利厚生が挙げられます。自社で採用したインストラクターやスタッフは、勤務時間外であれば自由に施設内のトレーニングマシンを使用したり、レッスンを受けたりすることができます。シャワールームやロッカールームの使用も可能です。
自分のトレーニングを勤務先で行うことができ、シャワーやロッカーも自由に使える環境は、フィットネス業界で働く人にとっては大きな魅力になるでしょう。
フィットネススタッフの採用方法を紹介します。いくつかの手法で人材を募集できるので、求めている人材を採用したい方はぜひ参考にしてください。
一般的な手法として広く知られる求人媒体への掲載でフィットネススタッフを募集します。さまざまな業界の求人を掲載する大手の媒体以外にも、フィットネスの求人を多く取り扱うところやフィットネス求人専用の媒体があります。
求人媒体への掲載は、求人広告を出すスペースによって料金は異なりますがコストがかかります。また、掲載期間も決まっているため、自社が求めている人材を確保できるような媒体を絞り込む必要があるでしょう。
自社のサイトに求人情報を掲載する方法は、コストをかけずに募集できます。募集する職種や勤務エリアや店舗、勤務形態、報酬や勤務日数、福利厚生など、応募する人が知りたい採用情報をなるべく細かく明記しましょう。
求人へ応募してもらいやすい状態にするため、問い合わせ先と履歴書の郵送先、担当者の名前も必要です。継続的に人材を採用したい場合は、Webサイトから直接申し込みができるようにしておくことをおすすめします。
自社の社員やアルバイトからの紹介や推薦によるリファラル採用も優秀な人材を確保する有効な手段です。
すでに自社と契約している既存インストラクターやスタッフの紹介であれば、一般採用よりも信頼できる人材を確保しやすくなります。経験者を紹介してくれる可能性も高いので、緊急に人材を増員しなければいけないときに役立つでしょう。
新たに人材を確保する場合、どの業種でも優秀な人材を採用したいと考える場合がほとんど。優秀な人材を採用するためには、自社アピールが重要です。応募者に自社で働くことのメリットや魅力を的確に伝えられるようにしましょう。
自社で働くメリットを明確にアピールしましょう。福利厚生だけではなく、交通費や有給、昇給制度など金銭的な条件面を分かりやすく説明すると他社と比較しやすくなります。
また研修の有無や、資格を取得するためのサポート体制などがある場合もアピール材料になります。自社のサイトやSNSなどを通じて他社よりも優れた条件が整っていることを伝えるとよいでしょう。
求人媒体へ掲載する場合も同様にメリットを端的に書いてください。
自社の雰囲気や働く環境を自社サイトに写真や動画で載せたり、在職しているインストラクターやスタッフへのインタビューで組織の魅力も伝えたりしましょう。
長く働くスタッフやインストラクターがいることを紹介すれば、離職率が低く、働きやすい環境であることを伝えられます。
また、産休や育児休暇などの長期休みが取りやすい、復職しやすい環境が整っている、などは長く働きたい女性にとっては大きな魅力なため、積極的にアピールしましょう。
求職している人にとっては、企業の安定性や将来性なども応募の大きな決め手になります。自社の業績の推移や今後の展望などの詳細も伝えるとよいでしょう。
また、企業の収益によってボーナスや手当などの一時金を支給していることも提示しておくと、スタッフやインストラクターの意欲に繋がります。
フィットネス業界で人材を採用するときに、見極めるべきポイントをお伝えします。初対面で人柄や能力をすべて判断するのは難しいですが、チェックポイントが分かれば、ある程度信頼できる人材を選ぶ判断ができるでしょう。
レスポンスのいい人は、仕事に対する姿勢も誠実で丁寧であることが分かります。
本当に仕事をしたいという意欲がある人は、他の応募者よりも早く自分を印象付けようとするため、求人に応募する際の行動は迅速です。
なるべくメールの返信のスピードや履歴書送付までの時間など、応募する際のレスポンスを見ておくとよいでしょう。
面接だけではなく模擬レッスンを行いスキルや実績を把握しましょう。資格を保有していても指導経験がない、または浅いインストラクターの場合は、採用しても研修が必要になる可能性もあります。
インストラクターとしての勤務年数だけではなく、どのようなレッスンを教えられるのか、マシントレーニングの指導もできるか、パーソナルの経験はあるかなどを面接時に詳しく聞いて応募者のスキルを判断してください。
応募してきたときのメールや電話での受け答えや面接時の話し方なども参考にして応募者の性格や資質も確認しましょう。スキルだけではなく、顧客や他のスタッフとのコミュニケーション能力があるかどうかも重要なポイントです。
また、自社のカラーや求めている人物像に合う人を見極めるためにも性格や資質はしっかりチェックしましょう。SPIの適正検査を用いる方法もおすすめです。
スキルや実績のあるインストラクターだけを採用しようとするのではなく、未経験者を育てる土壌を作ることも重要です。
未経験者でも基礎的な知識を持っている人は、育てることで自社に大きく貢献してくれる人材になる可能性があります。
研修制度を充実させたり、最初はアシスタントとしてベテランインストラクターのサポートにまわってもらったりして少しずつ知識と経験を積んでもらいましょう。
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フィットネス業界の人材採用は、近年のコロナ禍によって買い手市場の傾向にあります。自社サイトや求人媒体などを利用すれば、自社に適した人材を確保できるでしょう。
また、「ここで働きたい」と思ってもらうために自社で働くメリットや安定性、将来性などを明確にアピールは積極的に行うことがポイントです。スキルや実績があり、自社にあう資質を持った協調性のある人材を見極めて採用しましょう。