ATカンパニー株式会社
前代表取締役
浅野 忍土
フランチャイズ・ストラテジスト、浅野忍土が監修。
銀行、ITベンチャーを経て、FCコンサルティング会社であったベンチャー・リンクへ入社し、フランチャイズビジネスに携わる。
8年間、チェーン展開支援を主とした業務に従事し、牛角、しゃぶしゃぶ温野菜、土間土間、銀のさら、タリーズ、カーブスなどを多店舗展開。
結果1,500店舗以上のチェーン展開に関与。
その後、独立し、ATカンパニー(株)を創業し、FC展開を支援。
さらには女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」FC本部を設立し、自らFC本部も経営している。
目次
加盟開発はフランチャイズ本部において、成長の生命線です。
しかし、今まで加盟開発が上手くいかない本部を多数見てきました。
そこで、フランチャイズ本部ならば最低限考えるべき7つの視点をお伝えしたいと思います。
①自社のフランチャイズパッケージの強み、売り、良さをまとめているのか?
②加盟ターゲットを明確にしているのか?
③十分な営業ツールが整備されているのか?
④営業マンの教育は十分か?
⑤見込み発掘の為の仕組みが出来上がっているのか?
⑥他の本部をしっかりと分析しているのか?
⑦適切な情報発信を行っているのか?
以上の項目は最低限見直すべきでしょう。
全てフランチャイズだからということではなく、当たり前な話ばかりです。しかし、その当たり前が大変重要です。
①自社のフランチャイズパッケージの強み、売り、良さをまとめているのか?
多くのフランチャイズ資料を拝見して思うことは、意外と自分たちの強みを理解しておらず、うまく表現出来ていない会社が多いと感じています。自社のフランチャイズパッケージの本当の強みは何なのか? この点をしっかりと考える必要があります。
②加盟ターゲットを明確にしているのか?
個人を対象としているのか? 法人を対象としているのか?
法人でもどんな業種を対象にしているのか?
加盟者は何を期待して、加盟するのか?
など、しっかりと自社が求めている加盟ターゲットと実際に加盟頂いている加盟者が、しっかりとマッチしているのか? 常に検証する必要があります。ターゲットに応じて、しっかりと自社のフランチャイズパッケージのアプローチ、伝え方を見直さなければなりません。
③十分な営業ツールが整備されているのか?
そもそも、十分に営業ツールを準備していない会社も多くあります。常に質問を受けるような内容は資料としてまとめておくべきですが、まとまっていない会社が多いとの印象です。営業ツールは営業マンの武器です。武器なしで戦うなど、初めから勝負に負けているのと同等です。
④営業マンの教育は十分か?
加盟開拓担当の営業が十分に自社の事業を理解していない場合も多数見受けられます。最低限、加盟企業と同様に、研修に参加し、事業の細部まで理解させて、営業を担当させるべきでしょう。理想はスーパーバイジングできるレベルの知識、経験を持って、営業に臨むことです。
⑤見込み発掘の為の仕組みが出来上がっているのか?
しっかりと見込み発掘のための仕組みが整っているでしょうか。単にネット媒体に依存し、常に販促費を多く掛けなければならない構造になっていませんでしょうか。今一度、自社のターゲットにあった見込み発掘方法を検討しなければなりません。
⑥他の本部をしっかりと分析しているのか?
常にヒントは色々なところに散らばっています。同業界や他業界のフランチャイズ本部の説明会に参加したり、資料を取り寄せたりと他社から学ぶことが成功への近道です。一から考えるのではなく、他社をベンチマークすることは大変重要な視点です。
⑦適切な情報発信を行っているのか?
最後に、適切に情報発信していますでしょうか。会社だけでなく、トップである経営者としても、適切に情報発信しなければなりません。SNSを中心に、情報発信のあり方は多様化しています。これらはツールであり、ツールとはどう使うかであります。経営者が単に飲み食いしている様なある種の自慢情報をUPしているフランチャイズ本部は評価されるのでしょうか? 今一度、考えるべきでしょう。適切な情報発信は信頼獲得の第一歩です。
以上、これ以外に大切な視点はありますが、まずはこれら7つの視点から見直してみてはいかがでしょうか。