24時間ジムの運営をはじめたいが、
「どのようなシステムがあると便利なのか」 「24時間ジムの無人運営におすすめのシステムを知りたい」
と悩みますよね。24時間ジムの運営は、さまざまなシステムを導入する必要があります。
利用者が安全快適にジムを利用できるよう、ジムの運営方針やランニングコストに合わせて必要なシステムを選びましょう。
本記事では、24時間ジム運営に必要なシステムと導入時に気を付けるポイントを解説します。システムのメリット・デメリットも触れていますので、ぜひ参考にしてください。
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ATカンパニー株式会社
ATカンパニー(株)は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発
現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。
目次
利用者の安全確保や防犯対策のためにモニタリングシステムが必要です。ジム内部の様子を遠隔から定期的に監視や記録をして万が一のトラブルや事故に備えます。
例えばジム内で利用者の怪我を伴う事故があった際、異常を検知し速やかに対応できれば、利用者の安心感にも繋がるでしょう。録画映像はトラブルの経緯を把握し、早期解決に導く重要な証拠になるため、安全に24時間ジムを運営できます。
24時間ジムは、スタッフがいない場合でも利用者の入退店を管理できるシステムの導入が必要です。入退館管理システムは下記の種類があり、利用者が出入りする際の受付対応が不要です。
アプリの予約システムと連携できるものもあり、利用者の利便性だけでなく人件費削減による利益率向上を見込めます。
入場資格のない方が一緒に入室する違反行為である共連れの防止に、入退場ドア付近に設置できる不正検知システムが必要です。監視カメラの検知で2人以上の入場を防ぎ、不正を検知した際はアラートを鳴らして対策できます。
監視カメラの映像記録に証拠を残したり、他のシステムと連携したりすることでよりセキュリティを強化できる点が魅力的です。他にもセキュリティゲートやカード認証などを設置し、共連れを物理的に防ぐ方法もあります。
24時間ジムは、ジム入会の煩雑な手続きや予約をアプリで簡略化するシステムが導入できると便利です。WEBやアプリの入会システムがあれば、入会者側だけでなく、ジム側の登録手続き時間を削減できます。
アプリの予約システムと組み合わせれば、24時間365日いつでも予約でき、スケジュール管理もスムーズです。電話で予約確認を行う手間も省けるため、店舗側の負担削減に繋がります。
入会手続きをスムーズにさせる会員管理システムや顧客管理ツールのシステム導入が必要です。会員情報が入会手続きと同時にクラウド上に登録されるため、月会費の支払いや契約状況の確認をひと目で行なえます。
入会手続きから予約、退会手続きなどもシステム上で行えるため、スタッフの省人・無人化を目指せるでしょう。またアンケート調査やメールマガジンの配信、キャンペーンの告知などの集客を行えるため、顧客満足度の向上に役立ちます。
ジムの混雑状況をひと目で認識できる混雑カウントシステムの導入がおすすめです。監視カメラで人数をカウントしたり、混雑状況を随時更新したりするため、混雑によるクレームの発生や退会を防ぐ効果を期待できます。
また店舗側はジム内の衛生管理をしやすくなるでしょう。
盗難や事故、会員同士のトラブルなどを警備会社に連絡できる通報システムの導入が必要です。店舗側スタッフが使用するものだけでなく、利用者が使えるボタン式もあります。
とくに女性や高齢者の多いトレーニングジムは、安心安全に利用してもらうために首から提げられる通報ボタンが導入されています。事故が発生した際、スタッフが少なくても速やかに対応できる点が魅力的です。
24時間ジムに導入する運営システムの中には、他のシステムと連携することでより大きなメリットが得られるものがあります。本項では、運営システムを導入するメリットを見ていきましょう。
運営システムは、24時間いつでも無人もしくは少人数での運営が可能です。入会から契約、顧客管理や予約のほか、利用者の安全を担保できるシステムは、フロントやトレーナーの対応時間を軽減できるメリットがあります。システムの活用により効率よくジムを運営し、無人運営を目指せるでしょう。
運営システムは、煩雑な手続きの時間と手間を減らせるため、人件費を削減できます。予約システムと連携すれば、会員との電話予約やスケジュール確認の手間も省略されます。人件費を抑えられた分、月会費の調整をはじめとした利用者への還元も可能になるでしょう。
アプリやWEBサイトから予約できる運営システムの導入は会員の利便性を向上します。2023年現在の24時間ジムにおいては、予約できるスケジュールを会員自らが確認し、予約した利用時間内でトレーニングするのが主流です。
利用者の自由なタイミングで、好きなだけトレーニングしたいといったニーズの高まりに応えられるでしょう。
運営システムの導入は、24時間ジムを安全に運営できるため、新しい生活様式に適しています。早朝や深夜帯など、人の少ない時間帯にトレーニングをしたい、といったニーズは少なくありません。
とくに入退館管理システムや予約システムの導入は、利用者が誰とも接触することなくトレーニングできるでしょう。スマートロックや顔認証を導入すれば、衛生面の心配も軽減され、会員の安心感を高められます。
24時間ジムに運営システムを導入する際はデメリットにも目を向け、慎重に検討する必要があります。本項では運営システムを導入する場合のデメリットと対策ポイントを見ていきましょう。
運営システムを導入するだけでは、他のジムとの差別化を図れるポイントにはなりません。既存の24時間ジムはさまざまな運営システムが数多く導入されているため、違う視点で差別化を図ることが重要です。
競合の24時間ジムと差別化を図るために、運営システムの高い利便性ではなく、狙うターゲット層に適した経営方針を取り入れましょう。
運営システムの導入時に初期費用とランニングコストがかかります。システムの利便性や設置する器具、オプションや連携ごとに発生するでしょう。
サブスプリクション型のシステムの場合は、月ごとのランニングコストも発生します。初期費用をできるだけ安く、経営を圧迫させないためにジムの規模感や経営方針に応じ、慎重に検討しましょう。
運営システムを導入した際に利益を安定して出す会費の設定が難しいです。24時間ジムは無人運営により利益率を最大化しやすいですが、月会費設定を安価にすればするほど、経営難に追い込まれてしまいます。
いくら便利なシステムを導入しても、入会者数を増やすことには直結しません。通いやすさやターゲット層を明確にし、潜在層にアピールし集客に繋げることが必要です。
有事の際に適切な対応をしたり、システムを最大限活用したりできる人材の確保は難易度が高いです。便利な運営システムがあっても、ジム内のトラブルや緊急事態がなくなるわけではありません。
運営システムを導入する際は、スタッフにも充分な説明と教育を行いましょう。より安全快適なジムを提供したい場合は、スタッフ育成にも目を向けて予算を検討しておくことがポイントです。
ここからは、24時間ジムに必要な運営システムについて、よくある質問に回答します。
無人ジムのメリットは、24時間365日営業しながらスタッフ人数を最小限に抑え、利益率を最大限に引き上げられることです。
とはいえ事故やトラブルがあった際、速やかな対応がしづらいデメリットがあります。無人ジムには防犯カメラや入退館管理システムといった各種システムの導入を検討しましょう。
あらかじめ通報システムや緊急対応システムを導入している場合は、速やかに警備会社に通報できます。防犯カメラの録画映像をチェックし、どのような経緯で事故に至ったのか確認しましょう。利用者の安全と早期解決のため、スムーズな対応を求められます。
他のジムと差別化するには、ターゲットとする層や経営方針を検討し、WEBサイトやSNSをはじめとする販促ツールを使ったアピールが重要です。
導入する運営システムだけでは、他の24時間ジムとの差別化は難しいでしょう。とはいえセキュリティ対策や衛生管理の充実化は、利用者にとってジムを選ぶ要素になります。具体的な経営方針や戦略を固めた上で、導入するシステムを慎重に検討しましょう。
スマートロックはオンライン上で出入り口を施錠・解錠できるシステムです。24時間ジムで無人運営を目指すのであれば、導入を検討すべきでしょう。また、予約システムや監視カメラなどと連携すれば、より高いセキュリティレベルが実現できます。
24時間ジムには、さまざまなシステムの導入が考えられます。いずれも導入すれば利便性の向上やセキュリティレベルを高める効果が見込めますが、それだけでは利益率の最大化に繋がりません。
各種システムを導入する際は、ジムの規模感やターゲット層、月会費の設定や他ジムとの差別化など、経営方針を具体的に固めた上で、慎重に検討しましょう。