24時間ジムの経営を検討している方は、独立開業もしくはフランチャイズ加盟で開業したほうが良いのかなどと悩むのではないでしょうか。
本記事では、24時間ジム経営はフランチャイズと独自のどちらがいいのかにお答えします。24時間ジム経営に必要な開業資金や、24時間ジムをフランチャイズで経営するメリット・デメリットも紹介します。
上記を把握しておくことで理想の24時間ジム経営が可能になるため、ぜひ参考にしてください。
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わずか4年で110加盟を突破した
今、注目のビジネスモデル。
ATカンパニー株式会社
ATカンパニー(株)は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発
現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。
目次
24時間ジム経営を行う企業が増えた理由は、以下の2点が挙げられます。
人との接触を避けたいと考える人が増えたことが理由のひとつでしょう。周囲の人目が気になってジムに行きにくいと考える方が多いです。人との接触を避けつつ、感染症対策にマスクをしたままトレーニングしたくない方が増えています。
また、トレーニング方法の教材が簡単に手に入るようになったことも理由の1つです。近年はGoogle・Yahoo!・YouTube・SNSで検索すれば、すぐに欲しい情報を手に入れられたり、教材を見ながら、誰でも簡単に実践できたりします。
24時間型のジムは、トレーニングに必要な最小限の器具と、シンプルなスペースのニーズに応えられるため急激に増加しているといえます。
24時間ジム経営はフランチャイズと独自のどちらがいいのかを検証します。
以下より、比較しますので参考にしてください。
フランチャイズ参入は、以下の方におすすめです。
フランチャイズに加盟することで、フランチャイズ本部のビジネスモデルやブランドを利用できます。経営に必要なプロモーションをすることなく、スムーズなジム運営が可能です。
独自開業は、以下の方におすすめです。
独立することで、自由にコンセプトやトレーニングメニューを決められます。独立で開業の場合は、ロイヤリティを支払う必要がないため、すべて自身の収益に繋がることもメリットです。
24時間ジム開業にかかる資金や内訳はさまざまです。とはいえ多額の資金を用意しなければいけないため、開業に向けた資金集めの方法を3つ紹介します。
以下より、詳細をみていきましょう。
自己資金で開業に向けた資金を集める方法があります。自己資金での開業は、初期費用で約8,000万円〜1億円ほどが必要になりますが、利子を抱えずにジム経営をできることが利点です。
銀行からの融資を受けて開業に向けた資金を集める方法があります。融資は初期費用の出費を抑えて開業できるため、フィットネスビジネスに参入しやすくなります。
融資を受けるには、以下の条件が必要です。
また融資してもらえる金額は、最大でも自己資金の2倍ほどです。開業にあたって自己資金が少ない場合は、融資を受けられる額も少なくなってしまいます。
フランチャイズと契約して開業資金を集める方法があります。フランチャイズ契約とは、フランチャイザーと呼ばれる企業の本部と契約を交わすことです。
売上の一部をロイヤリティとして支払う代わりに、フランチャイズ本部が提供している商品・サービス・設備・経営戦略のノウハウなどを活用できます。企業のブランド名も活用できるため「開業が初めてで不安」「いちからサービス・戦略を考えるのは難しい」という方におすすめです。
24時間ジムをフランチャイズで経営するメリットを5つ紹介します。
以下より、詳しく解説しますので見ていきましょう。
専門知識がなくても24時間ジムビジネスに参入できます。フランチャイズ本部よりノウハウ・サポートを受けながら、円滑な開業が可能です。
また経営に必要なスキルや知識習得の研修を受けられるので、トレーニング・栄養学などの専門知識を習得できます。特別な資格は必要なく、ジム経営が未経験でも挑戦しやすいでしょう。
知名度やブランド力が強みになることから集客をしやすくなります。有名なフランチャイズ本部であれば、知名度・ブランド力を利用した広告展開が可能だからです。
フランチャイズ本部が管理するジムの公式サイト・SNSなどで、新店舗オープンの情報発信をしてもらえます。高額な広告費をかけなくてもある程度の入会数が見込みやすいです。
安定した収入を見込めることがメリットでしょう。フランチャイズに加盟すると、馴染みのある看板で経営できるため、消費者は店に寄ってきやすくなり、安定収入に繋がります。
リピーター獲得も安定収入を得るためには欠かせません。本部より、営業トークスクリプト(顧客に話をする際の内容・流れをまとめた台本)を共有してもらえる場合があるため、リピーター獲得を可能にしやすく、より安定した収入が得られます。
事務業務・管理業務の負担を軽減できることがメリットとして挙げられます。フランチャイズ本部の仕組みが、事務作業・管理業務を効率よく行えるようにできているため、業務量の負担がかかりにくいです。
厳重な扱いが求められる会員の個人情報の運用も、本部のシステムを活用することで安全に管理しやすくなります。必要な作業量が減るため、人件費削減にも繋がるでしょう。
24時間ジム経営を開始するのに必要な出店戦略サポートを受けられます。どのような立地が適しているかを見きわめるためのエリア調査や、商業施設への紹介もあるため、効率よく最適な立地を見つけやすいです。
店舗ビジネスで重要な立地は個人でジムを開業する場合、エリアの特性・顧客情報の収集などが難しく、時間も手間もかかります。とはいえフランチャイズであれば、出店戦略の委任が可能です。
24時間ジムをフランチャイズで経営するデメリットは4つあります。
詳しく以下に紹介しますので見ていきましょう。
成功実績のある経営マニュアルを活用できる代わりに加盟金・ロイヤリティの支払いがあります。約100万円〜400万円ほどの加盟金を支払う必要があります。条件はさまざまですが、ロイヤリティの支払いも以下のとおりの相場で発生します。
受けられるサポートが「金額に見合っているか」「自身が求めている内容か」などをしっかり見きわめて選ぶ必要があるでしょう。
フランチャイズ本部からのルールがあるため、経営の自由度に制限があります。経営の方法や開業する場所などのマニュアルができています。
また、チェーンの統一性が求められるため、店舗イメージ・サービス内容などに個人のアイデアを反映しづらいです。独自のキャンペーンを打ちにくいのも難点でしょう。
24時間ジムをフランチャイズで経営するとフランチャイズチェーン全体の評判の影響を受けてしまうでしょう。ほかのフランチャイズ加盟店・フランチャイズ本部自体が不祥事・トラブルを起こしてしまうと、自身が経営するジムに影響が生じてしまいます。
自身の店舗に過失がなくても巻き込まれてしまう可能性を考慮して、信頼できる本部選びが重要です。「誠実な運営を行っているか」「トラブルに迅速に対応できるか」などをしっかり確認しておくと良いでしょう。
24時間ジムをフランチャイズで経営すると、希望のエリアに出店できるとは限りません。ジムを開業する希望エリアが他オーナーと被った場合や、すでにオープンしている店舗があれば希望エリアでの開業は難しくなります。
フランチャイズ本部から推奨エリアを教えてくれるケースがありますが、エリアの特性・傾向などを把握できずに、うまく経営を進められないことがあります。希望エリアの候補をいくつか準備し、開業したいエリアのリサーチは自身でしっかり行うと良いでしょう。
ターゲットの利用客はどのような特徴があるのか知ることが、24時間営業ジム経営の戦略ポイントです。顧客のニーズを分析し知ることで集客の成功につながります。
上記内容を考慮して、ジムを開業する場所の特性や見込み客の行動を知り、ジムの環境づくりに役立てましょう。学生が多い地域や会社員が多い地域など、エリアによって見込み客の層が変わってきます。
・若者が多いのであれば会費の低価格化に力を入れる
・会社員が多いエリアであれば充実したトレーニング機器を用意する など
24時間営業ジム経営は、客層のニーズに合わせたジムづくりを目指すことが重要です。
24時間ジムの経営は、フランチャイズで経営するメリット・デメリットを把握したうえで、自身に見合った方法で開業しましょう。
開業資金の調達やノウハウ・サポートを受けられるフランチャイズの加盟は、24時間ジムの経営をスムーズに軌道に乗せてくれます。24時間ジム経営の成功のためにフランチャイズ加盟を検討してみてはいかがでしょうか。