◾︎AIを使う次世代型女性専用フィットネスクラブが話題に!
わずか4年で110加盟を突破した
今、注目のビジネスモデル。
ATカンパニー株式会社
ATカンパニー(株)は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発
現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。
昨今、コインランドリー事業を始めとした設置型ビジネスが、サラリーマンを中心に副業として、人気を博しております。
そこで、コインランドリー事業を始めとした何らかの設置型ビジネスの取り組みを検討される方々に対して、どんなことに気をつけるべきか?といったいくつか視点についてお伝えしたいと思います。
⑴ トレンドを必ず理解する!
まず、コインランドリー事業を始めとした設置型ビジネスで注目すべきは、トレンドです。トレンドとは、利用者層の広がりや価値観(生活スタイル)の変化などをしっかりと捉える必要があります。
例えば、コインランドリーの利用者は、かつては風呂無しアパートにする単身者の男性利用がメインでしたが、「近年では女性の社会進出が進み、共働きのご家庭では週末に1週間分の大量な洗濯をしたい。」、「専業主婦においても大型の寝具など、家庭では洗濯できない品物を洗いたい。」といったニーズをくみ取り、以前とは異なる利用者も現れ、コインランドリー市場はますます成長を続けています。
一方、コインパーキング事業を見てみますと、既に市場の半数を大手企業上位5社が占めている状況となっており、コインパーキング業界団体の調査では、参入企業は70社を超えております。つまり、個人単独での参入は厳しい市場とも言えます。
自動外貨両替機事業は、増え続ける外国人旅行客をターゲットと据えており、現在、インバウンド数は年間約2,000万人ですが、今後の15年で6000万人まで増やすと日本政府が目標を掲げ、訪日プロモーションを行っており、ビジネスの成長分野として有望視されています。
上記のように、一度設置したら変えづらい設置型ビジネスが故に、その属する市場のトレンドを捉えたうえで取り組むことが重要です。
⑵ 事業特性に合わせた立地を見極める!
設置型ビジネスは設備を特定の場所に設定し、収益を上げる事業です。つまり設置する立地が非常に重要であり、それぞれの設置型ビジネスには適した立地特性を見極める必要があります。
例えば、コインランドリー事業の場合、当然、周辺に住宅の張り付きがあることが大切ですが、大量の洗濯物を運ぶと考えると、車での来店も少なからずありますので、店舗へアクセスしやすい、車を停めやすい道路に面しているのか?を見る必要があります。駅前で一見利便性が高いと思いきや、駅周辺の道が常に混雑する、道が狭いような道路付けの立地には向かないと言えます。
また、コインパーキング事業では、駅周辺で駐車場が少ない場所が好ましい立地と言えますし、自動外貨両替機事業は、外国人旅行客が多く訪れる観光地やお店が良い立地と言えます。
それぞれの事業特性に合わせた立地選定のポイントを理解し、立地開発・物件探索に臨まれなければなりません。
⑶ 手間がかからないは信じてはダメ!
多くの設置型ビジネスで見られることとして、●●と比較して、手間がかからない!などの宣伝文句を多く見かけますが、弊社が考えるに、この点、十分に注意が必要です。
例えば、コインランドリー事業のオーナーの業務として、料金回収、清掃、トラブル対応、設備点検などがありますが、他の事業と比べると業務の工数は少なく、更には、これらの業務を一部アウトソーシングすることで、事業オーナーにはほとんど手間のかからない事業と謳われているようです。
しかしながら、コインランドリー事業も他の事業と同様に集客のためのセールスプロモーションを考える必要あり、近くに競合店があれば何らかの競合店対策を実施しなければならないことを忘れてはなりません。
手間が掛からない、ということは非常に魅力的ですが、設置型ビジネスであっても、頭を使うことは必須ですので、表面的な事柄に囚われず、他の事業と変わりない、という本質を理解しましょう。
⑷利回りに注意する。
設置型ビジネスの大半は副業として、投資として、利回りが良い!不動産投資よりも、利回りが優れている!と書かれた記事を多く目にします。
利回りは、どうしても数字に目が行きがちですが、計算根拠には注意が必要です。
実質利回りが、不動産投資よりも、上と書かれていても、実際には借入金やリースを組んだ場合、金利が発生しますので、その点も、しっかりと考慮し、検討することが重要です。
またコインランドリー事業などの設置型ビジネスはリースを組むことを前提に、シミュレーションがなされている場合がありますが、リース期間が例えば7年であれば、7年後のリース支払いを終えたのち、利回りが向上することとなります。しかし、変化の多い今の時代に7年後を正確に予測することは、非常に難しいと思われます。つまり、単なる数字だけではなく、何らかの不測の事態も加味も考慮しながら、つまり予期せぬ経費発生も踏まえて、収支(利回り)が回るかどうかの視点も持って検討すべきでしょう。
⑸費用には注意すること!
設置型ビジネスで注意すべきは、各種の費用項目です。毎月の固定費や変動費など、経費がいくら掛かるのか?その経費を賄うためにはどれだけの売上が必要か?これらの点をしっかりと理解しましょう。
設置型ビジネスの特性柄、設備投資金額はそれなりの規模に膨らんできます。また、レバレッジを利かすことを目的に、自己資金ではなくため、借入やリースを組むことが多いようです。支払利息やリース手数料は当然ですが、減価償却費も忘れてはなりません。
というのも、設備型ビジネスの利回りは、キャッシュフローで表記されていることが多いようです。節税目的であれば、キャッシュフローが回っていれば良いという方もいらっしゃいますが、例えば、追加の投資を行おうと、銀行に相談しても、実際には償却後営業赤字が続いていたため、借入が行えなかったケースも散見します。
よって、事業で発生する経費項目を抜け漏れ無く精査し、その内容をしっかりと理解することが重要です。
以上を加味して設置型ビジネスを検討頂きたいと思います。