◾︎AIを使う次世代型女性専用フィットネスクラブが話題に!
わずか4年で110加盟を突破した
今、注目のビジネスモデル。
ATカンパニー株式会社
ATカンパニー(株)は、FC営業代行支援会社として2009年に創業。
乳幼児教室「ベビーパーク」をFC店ゼロから、約2年半で220加盟開発。
放課後等デイサービス「ハッピーテラス」をFC1号店から、約2年で101加盟開発
現在は、女性専用AIパーソナルトレーニング「ファディー」の支援に注力し、全国に出店拡大中。
目次
フィットネスジムを経営する際に発生する主な費用は「イニシャルコスト」と「ランニングコスト」の2種類です。
それでは、それぞれのコストではどのような項目に費用がかかるのか紹介します。
イニシャルコストとは、フィットネスジムを開業する際に発生する「初期費用」のことです。
フィットネスジムを開業する際には主に以下の項目で費用が発生します。
上記の項目をトータルしたものがイニシャルコストです。実際にかかる費用は店舗や敷地の広さ、設備の充実さによって異なりますが、フィットネスジムを開業するためには最低でも300万円、高ければ1,000万円を超えるとされています。
また、上記の項目で特にイニシャルコストの金額に影響するのが「物件取得の費用」「内装工事の費用」「設備費」であり、この3つの費用を抑えられるかによって、イニシャルコストの金額に大きく影響するといっても過言ではありません。
ランニングコストとは、フィットネスジムを経営する上で毎月発生する「運用費」や「維持費」のことです。
イニシャルコストは開業時のみ発生する費用ですが、ランニングコストはフィットネスジムの経営を続ける限り発生します。
ランニングコストの主な項目は以下の通りです。
ランニングコストもイニシャルコストと同様に、店舗の広さや設備の充実差によって異なりますが、月に約70万円~100万円とされています。
ランニングコストのなかで大半を占める項目は「物件の家賃」「人件費」です。店舗の立地が良ければ家賃が高くなりやすく、トレーナーを雇用すればするほど人件費が高くなります。
フィットネスジムを経営する際には、小規模で始めるか大規模で始めるかの選択肢があり、今回は大規模で経営する際に絞って紹介します。
フィットネスジムを大規模で始める際の4つのメリットは以下の通りです。
店舗が広いことで利用者の方が広々と利用できます。フィットネスジムはさまざまなトレーニングマシンや備品を設置するため、ただでさえ店舗内が狭く感じやすいです。
そのため、小規模で始めると、利用者の方が利用しにくく感じてしまい、リピーターにつながりにくくなってしまいます。その点、大規模で始めることで利用者の方が店舗を広々と気持ちよく利用できるのです。
フィットネスジムで売上を出すには、より多くの方に利用してもらわなければいけません。その点、大規模であればあるほど1時間あたりの利用者数を増やしやすいため、売上を出しやすいのです。
フィットネスジムにおいて、トレーニングマシンや備品の数を増やすには、相応の広さが必要です。また、店舗が広いことで「プール」や「シャワー」「レッスンスタジオ」などの設備を導入しやすくなり、利用者の満足度向上にもつながります。
店舗が大きいことは内面的なメリットだけでなく、外装のインパクトにもメリットがあります。
店舗が大きいことで近辺の住人や車で通りかかった人に気づかれやすくなり、広告をかけずに宣伝が可能となるのです。
フィットネスジムを大規模で始める際にはさまざまなメリットがありますが、デメリットも生じます。
主なデメリットは以下の通りです。
先述したように、フィットネスジムを経営する際はさまざまなイニシャルコストやランニングコストが発生し、店舗の規模によって費用が上下します。
そのため、店舗の規模を大きくすればするほど、イニシャルコストの「物件取得の費用」「トレーニングマシンや備品の設備費」やランニングコストの「物件の家賃」「水道光熱費」などが高くなりやすいです。
大規模で始める際には、設置するトレーニングマシンや備品の数を想定し、どれほどの広さが必要か算出します。
大規模で始められるほどの広さがある物件に絞られてしまうため、該当する物件が絞られてしまうでしょう。そのため、理想としている広さの物件が見つからないというケースも多く、物件探しに苦労してしまいかねません。
大規模であればあるほど売上を獲得しやすくなりますが、その分出費もかさんでしまいます。
規模が大きければ大きいほど、売上が獲得しやすいとはいえ、その分出費がかさむことで、収支の波や差の振れ幅が大きくなりやすく、経営を続ける際のリスクも大きくなってしまうのです。
どうせ経営するのであれば、成功させたいと思う方がほとんどでしょう。経営を成功させるには事前に抑えておくべきポイントがあります。
フィットネスジムの経営を成功させるために、事前に抑えておくべき5つのポイントは以下の通りです。
フィットネスジムの経営において店舗を構える立地が重要になります。消費者の方がフィットネスジムを利用するか、しないかを選ぶ際の主な理由として、自宅や駅からの距離も大きな要因です。
駅から近ければ近いほど通勤や通学帰りに寄りやすくなり、家から近かったり大通り沿いにあったりすれば、車で通いやすくなります。そのため、立地の良さは新規顧客やリピーターの獲得に大きな影響を与え
集客を行う際は、どのような顧客を獲得するのか、ターゲットの設置が重要です。ターゲットによってどのような点でアピールをするのか、どのような方法で宣伝をするのかが異なります。
また、ターゲットを設定する際には「ペルソナ」と呼ばれる、年収や年代、地域や性別などの項目で特定の人物像に絞り出す方法が主流です。
事業を存続していくためには売上を伸ばすことが重要ですが、無駄な出費を抑えることも重要です。
いかに売上を出したとしても、その分出費が多ければ利益は少なくなってしまいます。そのため、常にどのくらいの売上に対してどのくらいの出費が出ているのか、削減できるような無駄なコストはないのかを把握しておくことが重要です。
先述したように、ターゲットによって宣伝方法を変える必要があります。例えば、50代、60代の高齢の方をターゲットにする場合、あまりインターネットを使わないため、ネット広告やSNSでの宣伝をしても集客にはつながりにくいです。
もし高齢の方に宣伝をするのであれば、チラシやバス広告のほうが有効になりやすいため、適切な宣伝方法を選択しなければ広告費が無駄になってしまいやすいので注意しましょう。
差別化とは、他社にはない、自社ならではの強みを活かすことです。昨今では、多くのフィットネスジムが店舗を構えており、ありきたりなサービス提供では集客は困難になってしまいます。
自社ならではの強みを活かして他社との差別化を図ることで、新規顧客からリピーターにつながりやすくなるため、積極的にアピールしていきましょう。
今回はフィットネスジムを経営する際にかかる費用を踏まえ、フィットネスジムの経営を成功させるために抑えておくべきポイントについて解説しました。
昨今では、多くのフィットネスジムが開業しており、競合の数が増えていることから、ただ開業をしただけでは事業を続けることは困難でしょう。
そのため、開業時や経営を続けるにはいくらほどの費用がかかるのか、集客を安定させるためにはどのような対策を取るべきかを把握する必要があります。
事前に抑えるべきポイントを把握し、事業が長期で続くような対策をしていきましょう。