「設備投資型フランチャイズのメリットは?デメリットは?」
「設備投資型フランチャイズはどんな業種がある?」
設備投資型フランチャイズを検討している方は、上記のような疑問を持つのではないでしょうか。投資に興味があるけど不安という方には、フランチャイズビジネスが最適でしょう。
本記事では、設備投資型フランチャイズのメリットデメリットや代表的な業種などを紹介します。設備投資型フランチャイズの本部の選び方も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
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目次
設備投資型フランチャイズとは、投資と運営を分けて行い設備に投資するビジネスです。自ら動く必要がなく設備に投資するだけで、実務面の運営は本部が行います。
つまり、設備投資型フランチャイズは本業に集中しながら、副収入を得ることができるビジネスといえるでしょう。
以下から、設備投資型フランチャイズの代表的な業種を4つ紹介します。
トランクルームは、荷物を預ける保管用のスペースを賃貸するビジネスです。トランクルームを活用すると、季節物の用品や使用頻度が低いものを保管できて必要なときに取り出せます。荷物が多くなりがちな多趣味の方や、自宅収納スペースに困っている方が使用することが多いです。
トランクルームは長期契約する方が多いため、安定した収入が見込みやすいです。また、スペースを貸し出すビジネスなので、基本的には常駐の必要がありません。
コインランドリーは洗濯機や乾燥機を設置して運営するので、コインランドリー経営は常駐しなくて済むビジネスです。お客様の利便性に配慮して24時間営業しているのが一般的です。
コインランドリーは、防犯カメラ設置と警備会社の連携で安全に運用できます。トラブルが発生してもフランチャイズ本部の提携先が対応になるので、オーナーは投資のみで経営可能です。
コインランドリーは洗濯機や乾燥機などの設置が必要なため、開業にあたり資金がかかります。しかし、人件費や運営費が少額で経営できるので、開業後の資金投資は少なく済むでしょう。
自動販売機設置は、商品補充は飲料メーカーが行うので自動販売機を設置するだけで運用可能なビジネスです。設備投資型フランチャイズの中ではスモールビジネスになります。
自動販売機設置は初期投資が少なくはじめられるところが魅力です。自動販売機の設置は飲料メーカーが行うため、土地を貸し出すだけのイメージといえます。
自動販売機は、1台だけでは大きな収益が期待できません。しかし、複数設置できるスペースがある場合は収益が増える可能性が高いです。自動販売機設置のランニングコストは電気代がかかるぐらいなので、運営費用を抑えることができます。
外貨両替ビジネスは両替機を設置して、外貨を日本円に両替する際の手数料で収入を得るビジネスです。
外貨両替は外国語を理解できて、会話できる方を雇用する必要があるため、人件費が高くなる傾向があります。しかし、外貨両替機設置は、無人で外貨両替を行えるビジネスなので人件費がかかりません。
外貨両替機は、外国人観光客が多い観光地や、大手企業が経営するホテルなどに設置すると収益を上げやすいでしょう。
代表的な業種がわかったところで、以下からは設備投資型フランチャイズビジネスのメリットを4つ紹介します。
設備投資型フランチャイズは不労所得型ビジネスなので、自ら動かなくて済むところがメリットです。設備投資型フランチャイズは設備に投資するビジネスなので、人員が必要な際は外注化で負担を軽減できます。年齢や体力に関係なく長期経営できることが魅力です。
人的労力の軽減目的の自動化やAIなどが、今後も進化していくと予想されます。つまり、設備に投資を行う設備投資型フランチャイズビジネスは見通しが明るい事業といえるでしょう。
設備投資型フランチャイズは、ランニングコストが大きくかからないところがメリットです。たとえば、トランクルームはスペースを貸すのみなので、ランニングコストかかりません。また、コインランドリーは開業時に設備投資するだけで、人件費がかからずランニングコストは電気代や水道代程度です。
つまり、ランニングコストが低く運営費がかからないため、収益を得やすいビジネスといえるでしょう。
設備投資型フランチャイズは売上に大きな変動がないので、安定した収益を見込めるビジネスです。たとえば、トランクルームは、借り手がいる場合は一定の収益を確実に毎月得ることができます。また、コインランドリーは、地域住民の方が使うといったような一定の利用層を確保できる可能性が高いので、安定した収益が見込めるでしょう。
つまり、設備投資型フランチャイズは、急激な売上上昇は見込めませんが、売上の減少がほとんどないので安定収入が見込めるビジネスです。
設備投資型フランチャイズは、自ら動く必要が少ないため、資金があれば複数店舗の経営が比較的しやすいです。自分の時間をあまり取られずに済むため、複数店舗経営が行いやすく高収益が期待できるでしょう。
一方、設備投資型フランチャイズビジネスのデメリットについても、下記に4つ紹介していきますので参考にしてください。
設備投資型フランチャイズビジネスは初期投資に負担があり、一般的なフランチャイズ経営と比較しても開業時のコストがかかるところがデメリットです。たとえば、コインランドリーは上記で解説した通り、はじめに洗濯機や乾燥機などを導入しなくてはいけません。
また、人が常駐している店舗よりも防犯面を強化する必要があるので、防犯カメラの設備で初期投資が大きくかかるケースがあります。
設備投資型フランチャイズビジネスは、人件費を抑えることができるかわりに防犯面にリスクがあります。人の常駐がないと防犯の備えが低く、トラブルに対処できないため防犯カメラの設置や警備会社との連携などが必須です。また、防犯カメラの設置に気を配っていても、盗難や強盗などのトラブルがあると集客に影響します。
つまり、防犯面にコストがかかること、盗難や強盗のリスクがあることがデメリットといえるでしょう。
設備投資型フランチャイズビジネスは、基本的に収益性に期待できないケースが多いです。たとえば、8室のトランクルームを経営している場合、月額1万円で貸し出しできても月額8万円の収入が限界です。
十分なスペースや大きな初期投資ができない場合は、設備投資型フランチャイズだけで生活できるほどの収益を得るのは難しいでしょう。つまり、設備投資型フランチャイズは不労所得ビジネスであるところが魅力的ですが、単体での収益性は低いといえます。
設備投資型のフランチャイズビジネスは、ランニングコストは少なくて済みますが、設備が故障したときに修繕費用がかかることがデメリットです。
さらに、故障する設備の対象によっては、修繕費用が高くなる場合を想定して修繕コストを確保しながらの経営になるでしょう。
ここでは「設備投資型フランチャイズに興味があるけど不安だ」という方のために、よくある疑問に回答していきます。ぜひ参考にしてみてください。
設備投資型フランチャイズは、設備などに資金投資するだけで経営が可能であり、専門的な知識や経験は不要です。ビジネスの運営はノウハウがある本部が代行してくれます。また、開業前に立地や設備投資についてのアドバイスも本部から提供されるので、安心してはじめることができます。
設備投資型フランチャイズは、運営や事務作業を本部に代行してもらえるものがあるので、本業に支障が出にくいビジネスです。基本的にオーナー自ら動く必要がなく、月に1度の売上の確認や状況把握などで問題がないケースもあります。
設備投資型フランチャイズは、すでに実績のあるビジネスモデルなのでリスクを最小限に抑えられます。フランチャイズは、これまでの成功事例をもとに形成されている事業形態です。本部の持つノウハウを活用できて、実績のある商品やサービス、知名度あるブランド力などを使用できるため、失敗のリスクを抑えた開業が可能です。
株やFX などの投資ビジネスは自ら手続きをする必要があり、知識や経験も必要ですが、設備投資型フランチャイズはすべて本部が代行してくれます。また、フランチャイズは成功事例のノウハウを集約させたビジネスなので、失敗するリスクが低いといえるでしょう。
つまり、設備投資型フランチャイズは株やFXなどの投資ビジネスと異なり、知識がなくても低リスクではじめられることが魅力です。
設備投資型フランチャイズをはじめる際に本部を選ぶポイントは4つありますので、下記に紹介していきます。
3年後の市場規模が1,000億円を超える予想値であれば、経営が成功する見込みがあります。しかし、100億円を下回る可能性があるのなら注意が必要です。自分だけで決めるのではなく、専門家やすでに加盟している店に相談するのがおすすめです。
知名度が高いフランチャイズは一定数の集客が見込めます。また、ブランド力のある本部の場合は、WEBサイトで各店舗のページとリンクしている点で集客に有利といえます。広報活動に強い企業を選ぶと、より多くの集客が期待できます。
フランチャイズ本部選びは、経営のための知識やノウハウを学べるかが大切なポイントです。自分に必要なサポートは何かを検討し、本部のサポートは十分であるか確認すると良いでしょう。
フランチャイズ本部選びは、営業利益率やロイヤリティーを考慮する必要があります。営業利益率は20%を超えているとかなり高く、ロイヤリティーは売上に対して5%未満だと低いです。また、初期投資は一般的に1年半で回収できるモデルが理想的でしょう。
設備投資型フランチャイズは外注化可能な不労所得型ビジネスのため、運営の負担が少なくはじめられます。安定収益が見込めてランニングコストも少なく済むビジネススタイルです。また、本部に運営を代行してもらえるため、複数店舗を経営しやすく収入を上げやすいのも魅力といえるでしょう。
しかし、デメリットもあるので、設備投資型フランチャイズをはじめる際は不安や疑問を解消してから本部選びをおこなうことが大切です。