そしてもう一つ、私は、これはすごく重要だと思っているのですが、フランチャイズビジネスというのは、コンサルティングだと思っています。フランチャイズ加盟店は、コンサルティングを受ける立場です。
経営戦略としての「フランチャイズ」4つの定義フランチャイズとは「ビジネスモデル」、「システム」、「コンサルティング」、「アウトソーシング」だということです。この4つの視点を持って、フランチャイズ本部を見極めて欲しいと思っています。
「経営戦略」としての2つの視点を持たず、失敗した事例なぜこのような話をするのかというと、この図が重要であり、「経営戦略」の中でまず一番はじめにくるのが、“商品”と“営業”の部分について考えることだからです。
経営戦略の2つの本質からビジネスを見極めることが成功の鍵先ほど「経営戦略とは何か」ということについて、「儲かる商品分野をつくる事」と「売れる仕組み(営業構造)をつくる事」の2つの本質があるとご紹介しました。
マーケットを選定する4つのポイントここで、まず一番最初の視点になる、「伸びているマーケットの選定」はどのように行えばいいのでしょうか。いってみれば、時流を掴むことであり、それはマーケットの流れを掴むことなのです。
フランチャイズとは何か。突き詰めて考えると、「経営戦略」の一部です。皆さんは、経営戦略の一部として、フランチャイズを選定されているでしょうか。
新規事業への進出は大きなビジネスチャンスの獲得機会であると同時に、多くの場合、立ち上げに際しては多大なる費用と時間、労力、そしてリスクが伴います。
よくフランチャイズをご検討される方々から、「フランチャイズに加盟する適切なタイミングはありますか?」という質問を受けることがあります。この質問の意味は、スタートを切ったばかりのアーリーステージのフランチャイズチェーンに加盟するのと、既に全国展開していて、誰もが知っているブランドを持っている成熟したFCチェーンに加盟するのでは、どちらが正しいでしょうかというものです。
皆さんはフランチャイズ事業を検討される際に、本部の代表の方とお会いをしてから意思決定をしていますか? 営業担当の話だけを聞いて意思決定をしていませんか? 「事業は人なり」という言葉があるように、そのフランチャイズ事業を作った代表との面談は、加盟の意思決定を行う前に必ず行わなければなりません。